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ブラッドハーレーの馬車3話あらすじ

こんにちは、ニキです。

今日はブラッドハーレーの馬車第3話のあらすじと感想をお話ししていこうと思います。

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ブラッドハーレーの馬車は、AbemaマンガとDMMブックスどちらでも読めます。


壮絶な2話を読んだ後の3話、ちょっとハッピーな話も読みたくなってきている方もおられるのではないでしょうか。

今回の話は、35年連れ添った妻が他界し、独り身になった主人公が、妻に一度も話したことのない初恋の思い出を回想するところから始まります。

ここにきて初めて男性の主人公で、これまでとはちょっと違った視点で少女たちが描かれているので

どんなお話になっているのか、ちょっとドキドキした気持ちになりますね。

早速あらすじをご紹介します。


孤児院の近くに住む少年恋した少女フィリパ

主人公のジョナスは、孤児院の近くに住んでいて

そこの孤児院で生活していたフィリパと幼馴染のような関係で少年時代を過ごします。

フィリパは孤児院に入る前は、町でも指折りの豪商の一人娘で、比較的裕福な暮らしをしていたようでしたが

両親が親族偏重主義者だったためにあまり良い噂がなく、その後事故で両親共急死すると

「残された遺書に則って」管財人が遺産を全部国内外の様々な慈善団体に寄付してしまいます。

遺書が偽物であることは明白ではあったにも関わらず、異議を唱えるものが出なかったのは

一家がそれほど地域住民の恨みを買っていたことを証明していて

無一文で放り出されたフィリパは仕方なく孤児院で暮らすことになったのでした。

そんなフィリパもブラッドハーレー歌劇団に入る事を夢見て過ごしていましたが、

ある日ついに歌劇団の一員として養女に選ばれます。突然のことでしたが、ジョナスとフィリパはこれをきっかけに離れ離れになってしまいます。

突然の出来事にジョナスはまさか本当にフィリパがいなくなるなんて・・・心がぽっかり空いたような気持ちでした。

そしてジョナスは、その二年後にジョナスの父が亡くなったことで

スペンサーバーグと呼ばれる町に住む商人の叔父の家に引き取られ生活することになります。

そんな時ジョナスは町中でたまたま劇場を見つけ、特に考えもなく足を運んでみると

劇場から馬車に乗り込もうとするフィリパを偶然見つけて声をかけます。

2年間の隔たりを感じさせないフィリパの口調は、嬉しかったようながっかりするような奇妙な感じでしたが

ジョナスは、公演の期間中3日に一度は劇場に出向きフィリパと言葉を交わします。

そうこうしているうちに数ヶ月経ち、フィリパからの手紙にはついに舞台に出ることと、一人分の観覧料が同封されていて

初めての観劇に不安を抱えつつもジョナスは劇場の中で歌劇を観覧します。

しかし、いくら目を凝らしてみてもフィリパの姿が見当たらない。

不思議に思ったジョナスは歌い手の一人であるカザリンにフィリパことを聞くと、なんとフィリパは舞台の公開直前に足を大きく怪我して、

しばらくの間公演に出れなくなった為、ブラッドハーレー家の屋敷で治療中だということを聞かされます。

後日、フィリパが療養しているという屋敷を訪ねると、怪我が原因で公演に出れなくなったことをひどく悔やみ泣いているフィリパがいました。

フィリパは怪我の状態をジョナスに話します。

杖なしで歩けるまで3ヶ月、その後も自由に歩けるようにはならないらしく歌劇団に復帰できるかは正直期待できないらしいこと。

ヤケになってジョナスに強く当たるフィリパ

ヤケになっているフィリパに強く当たられても、ジョナスはめげずに療養所を訪ね、根気よくリハビリを手伝いました。

思い返すと、ジョナスはこの時間がとても幸福だったそうです。かつての子供時代に戻ったような、そんな懐かしい気持ちもあり、2人にとってかけがえのない時間になって行くのでした。

徐々にフィリパの足は回復して行きましたが、やはり歌劇団で歌えるほどには戻らないようで、段々とブラッドハーレー家に居づらくなって来たフィリパは屋敷を出ることを決意し、ジョナスに告げます。

そして、遠回しにジョナスと結婚したいことを伝えます。

突然の告白に照れるジョナスとフィリパ

両想いになってから夏が過ぎ、秋が来たところである出来事が起こります。

フィリパが突然ボートビアンカという場所にある療養所に行くとジョナスに告げるのです。

それは突然のことでしたが、どうやらフィリパの為にブラッドハーレー氏が優秀な医者を用意し、療養所で治療に専念させることで奇跡的にも足が治るかもしれないということでした。

元の不自由ない体に戻れるかもしれない、そうするとまた歌劇団の一員として歌劇に出れるかもしれない。

期待に胸を膨らませるフィリパ。

あまりの急な出来事に唖然としながらジョナスはどれくらい会えないのかと訪ねると、1年ほどはかからないとのこと。

フィリパは、ジョナスにお見舞いに来て欲しいと住所を伝えると、あっという間に馬車で出発していきました。

それが、ジョナスがフィリパの姿を見た最後の日になってしまったのです。



一年経っても二年経っても、フィリパはブラッドハーレー邸にも故郷の孤児院にも姿を見せず、

ジョナスは最後に教えてもらった療養所の住所を何度も訪ねたが、見たこともない広大な施設があるだけでとても療養所と見受けられる建物は見つけられなかったらしい。


いかがでしたか?

直接的な暴力描写こそ無いけれど、後味の悪さは今までの中でピカイチな気がします。

せっかくパスカの羊にならずに奇跡的な確率で歌劇団の一員になれたのに、

不運に見舞われ歌劇団を辞めることになり、それでも自分を想ってくれる幼馴染がいるのにも関わらず

歌劇団への憧れを捨て切れなかった為か、療養所へ行くことを二つ返事で決めてしまいました。

その結果二度とジョナスの前に姿を見せることはなく・・・というのはもう亡くなっているでしょうね。

おそらく、足が使えないとなると歌劇団に戻ることはできず、使い物にならなくなった養女はパスカの羊にされたと考えるのが妥当でしょう。

最後のコマの、「広大な施設が横たわっていた」という描写はおそらく刑務所のことだと推測します。

フィリパのジョナスへ向ける無邪気な笑顔が、綺麗な顔立ちだからこそとても複雑な心境になりますね。

いよいよ第4話は刑務所の中で行われるパスカの祭りに参加する囚人が主人公です。

次も楽しみにしてくださいね!最後まで読んでくださってありがとうございました。


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