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フォルゴレ、キャンチョメとの再会!【ガッシュ2】9話あらすじ・感想まとめ

「ガッシュ2」のストーリー

「ガッシュ2」のストーリー紹介

金色のガッシュ!!の続編。

100名の魔物の子が戦い合う魔界の王を決める戦いが終わったその後・・・魔界の王が決まり、魔界では平和な日々が訪れていた・・・ハズだった!!

現在の魔界について、衝撃の事実が明かされる。その絶望の淵で、3名の魔物の子供は賭けに出る。

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「ガッシュ2」の登場人物

「ガッシュ2」の登場人物キャラ紹介

キャンチョメ。泣き虫で弱虫な魔物の子。かつて魔界の王を決める戦いでフォルゴレとパートナーを組み、ガッシュのチームメイトとして数々の戦闘を乗り越えた実績がある。現在は敵に呪文と本を奪われ何もできない状態で命からがら弟のコンソメと共に人間界に逃げてきた。
自らをイタリア英雄と名乗る有名人、パルコ・フォルゴレ。歌手活動を主にやっており世界的に有名なスーパースターである。かつてキャンチョメの本の持ち主としてガッシュと清麿の前に立ちはだかったが、のちに仲間となり数々の戦いを共に乗り越えてきた。見た目はチャラチャラしていてノリも軽いが、いざという時に頼りになる強い男。
レビー・ジンク。自らを獣の王と名乗る。自身の半身に飼っているゴーザとハイロスという獣を駆使してキャンチョメ達に攻撃を仕掛けてくる。何やら昔の記憶に何かしら重い過去があったような回想シーンがあるため、今後の展開でその謎が解明されていくのが楽しみである。
ゴーザ。レビーの半身に住み着いている虎のような四足歩行の獣。ドルクという肉体強化系の呪文を使い、噛み付いたり突進してきたりして攻撃する。
ハイロス。レビーのもう半身に飼われている大きな鳥の見た目をした怪鳥。
你好剛毛・鼻毛ブー。本名なのかはわからないが、見た目のクールさに反して少年漫画らしいギャグ要素強めな名前を付けられた可哀想なキャラ。
スーツケースのようなものを持ち運んでいるが、中には数々の魔物から奪った術が入った瓶が4つ入っており、かつてガッシュのチームメイトとして活動したティオが使っていた回復呪文「サイフォジオ」も入っていたため、キャンチョメ達が知らないところでティオも同じような目にあったのではないかと推測される。

【ガッシュ2】9話 page.9

1話あらすじ・内容まとめ

あろうことか、魔物でもないただの人間であるフォルゴレは、ゴーザを押し倒すどころか薙ぎ倒したのであった!

「お前!何者だ!?」

「ハハハハハッイッターリアの英雄!!!

パールコ!!フォルゴレさ!!!」

久市ぶりの戦闘で、フォルゴレの背筋からビキィという不吉な音が・・

キャンチョメも元気よく挨拶する。

「そして僕が無敵の英雄のパートナー、キャンチョメさ!!」

ゴーザを飼っている女の子も釣られて挨拶する。

「私の名前はレビー・ジンク!獣王!レビー・ジンク!」

獣王を名乗るということは、ガッシュとは別の世界で王という職位を継承する世界があるということなのか。

レビーが言う。「何やってるの?あなたの番よ」

スーツケースの男は悟った。「そっか・・・サイフォジオって自分は回復しないんだっけ」

レビーがサイフォジオを唱えると、スーツケースの男が回復した。

「俺の名前は鼻毛ブー!你好剛毛鼻毛ブーだ!!!」

フォルゴレがバカにした隙を狙ってゴーザが突進する。

「ハハハハハ!!お前達は知らないな!?フォルゴレが鉄の男ということを・・・無敵の男ということを!!!」

キャンチョメがそういうと、いつもの定番曲を歌い出した。

「て・つ・のフォルゴ〜レ〜 ム・テ・キフォルゴ〜レ〜」

血だらけのフォルゴレが回復呪文もなしに立ち上がったことにレビー達は驚きを隠せない。

ゴーザがもう一度突進するとキャンチョメが再び歌う。フォルゴレは血だらけなのに立つ。

ガッシュ1でもあった懐かしいくだりであった。フォルゴレはとっくに限界に超えている。

隙を見て逃げ出したキャンチョメは病院を目指しながらフォルゴレをおんぶし話し出す。

キャンチョメによると、魔界が訳のわからない奴らに襲われて、街も壊され、自分とコンソメの他の人はどうなったかわからないらしい。

ティオとガッシュの居場所もわからずキャンチョメは涙を流す。

話を聞きながらフォルゴレは強い憤りを覚えていた。


病院について治療をしてもらうと、フォルゴレは早速本のありかをキャンチョメに問う。

「本は無いんだ・・・ シン・ポルクも他の術も全部あいつらの一味に奪われちゃったんだ。」

やはり状況はガッシュたちと同じだった。

本は奪われ、術は使えない。そんな状態で一方的に日常を壊され、命からがら人間界に逃げてきたキャンチョメを見てフォルゴレは複雑な心境であった。

「でも仕方ないよ。フォルゴレが助けてくれたけど、僕ももうずっと怖くて仕方ないんだ。」

そう話しているとき、ふと病院の外に目をやると

さっきまで戦っていたゴーザが横目でこっちに睨みを利かせていた。

あっという間に戦場になる病院。逃げられたと思っていたのも束の間の時間だった。

ゴーザが手当たり次第に周りにいる人間を攻撃するのを見て鼻毛ブーはレビーに言った。

「こっちの生物にはあまり手を出すなと言われてたろ?」

レビーは答えた。「さあ・・・やってるのはゴーザだから、それにあなたも知ってるでしょ?」

「私は獣の王であって、人間の王じゃないの」

ここで一瞬の回想シーンに入る。レビーはどうやら前世?なのか昔の記憶があるようだ。

このシーンがなんなのかはいずれ物語が進むにつれ解明されるだろう。

ゴーザがキャンチョメ達を襲う!

フォルゴレはまたしても、全身全霊の力を込めて、ゴーザにタックルをし病院の窓の外に投げ飛ばした。

「キャンチョメ!!怖がることなんてないぞ!!」

「お前の隣には誰がいる!!!?

ガッシュがいなくても、ティオがいなくても!!

術がとられても!!本がなかろうと関係ない!!!」

「キャンチョメの無敵のパートナー!!パ〜ルコ・フォルゴレ様がついてるんだぜ!!!」

その強い言葉に、キャンチョメは目に涙を浮かべた。

「それにガッシュやティオ達も死んだかどうかわからないのだろ?

だったら生きてる!!!どれだけ一緒に戦ってきたと思う?2人ともフォルゴレ様の次に最強だったぞ!!!」

「キャンチョメの家族もきっと生きてる。フォルゴレ様が取り戻す!!!」

根拠はないのに、どうしてこんなにフォルゴレの言葉に勇気づけられるのかわからないけれど

心が折れそうになっていたキャンチョメは再び勇気を振り絞り立ち上がる。

「僕もフォルゴレと戦いたいんだ」


鼻毛ブーがゴーザの戦闘に少し手間取ってるのを見かねてか、ドルクという肉体強化の呪文を使うか聞くがレビーが断る。

代わりにゴーザが宿っていた方とは逆の半身についている髪を切り離すとそれは大きな怪鳥に変化し、臨戦態勢に入った。

フォルゴレの熱い言葉で勇気が湧いてきたキャンチョメの心に熱い思いが湧き上がる。

「なぜだろう?フォルゴレの声が僕の弱気を吹き飛ばす」

「一人で逃げていた時は、怖いだけだったのに

戦っても死んでしまうだけだと思っていたのに

この光は、父さん、母さん、兄ちゃんを取り戻そうって言っている」

「あいつらから魔界を取り戻そうって気持ちになってる」

「フォルゴレの隣に立って、あの場所に立って、僕は・・・」

その時、ひざまづいたフォルゴレの目の前に、かつて魔界の王を決める戦いで数々の戦闘を共に乗り越えた光り輝く「魔本」が現れたのである!

経験からわかる。魔物の子が精神的に成長した時に本は新しい呪文を授けてくれるのだ。

キャンチョメはフォルゴレに言った。「一緒に戦ってくれるかい?」

「もちろんだ。キャンチョメ」

レビーがゴーザ達に攻撃を繰り出すように指示した瞬間、フォルゴレは新しい呪文を唱えた。

「モ・ポルク!!」


「ガッシュ2」9話あらすじまとめ

9話内容まとめ

・レビーは自らを人間の王では獣の王であると名乗る。その背景にはどんな過去があったのか、何があって今現在キャンチョメ達を襲い、魔物達が持つ呪文を奪って悪巧みをしている組織に加担するのか、これからの展開に期待!

・キャンチョメは一人だと心が折れてしまいそうだったが、フォルゴレと行動を共にすることで再び勇気を持ちレビー達に立ち向かおうと決めた。魔本はキャンチョメの心の成長を感じ、キャンチョメに新しい呪文を授けた。

・ちょうどエジプトでガッシュ達が石の本を「起動」し、世界各地に散らばった数十冊の中にキャンチョメの本があったのかもしれない。同じ時間軸で進んでいた可能性がある。

・キャンチョメがフォルゴレの歌を歌うと、どれだけ怪我をしていてもフォルゴレは立ち上がることができるが、実際回復しているわけではない(気力だけで立ち上がっている)ため、いつも泣きそうになっている。

・キャンチョメとフォルゴレのコンビは強い絆で結ばれている!

今回も感動しましたね・・・フォルゴレ達の登場する回はギャグ要素強めなことが多いですが

やはり肝心なところでフォルゴレは「カバさん」なので強い意志を持った熱い男に感動するのと

弱虫だったキャンチョメがフォルゴレに支えられながら一歩、また一歩と精神的に成長していく様は

見ていて勇気がもらえますよね。次回もお楽しみに!


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