【インベスターZ】1話内容おさらい
前話内容・あらすじまとめ
・北海道札幌市にある私立中高一貫校「道塾学園」の入試成績1位で突破した優等生、財前孝史は入学式の後迎えにきた先輩に連れられ地下にある投資部の部室へと案内される。
・道塾学園は全生徒学費無料で有名だが、それは秘密裏に活動する投資部の利回りで賄われていたことを知る。
・投資部は学校設立当初から130年間この学園を裏で支え続けている。
・投資部は中学の入試成績トップである各学年の生徒6名から構成されており、新入生は入部を拒否できない伝統がある。
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2話登場人物まとめ
2話主要登場人物
インベスターZの主人公、財前孝史。中学入学試験をトップ成績で通過したため、一年先輩である月浜蓮に投資部に連れてこられ、入部することになる。 | |
投資部主将、神代圭介。高校3年で当然のことながら首席。クールで威厳があり、はっきりものを言う。 | |
投資部メンバー、月浜蓮。中学2年なのに孝史と一つ違いと思えないくらい落ち着いていてあまり言葉を話さない。 | |
投資部メンバー中学3年の安ケ平慎也。 | |
投資部メンバー高校1年の冨永大貴。 | |
投資部メンバー副主将の渡辺信隆。高校2年。 |
【インベスターZ】2話「秘密の系譜」
2話あらすじ・内容まとめ
いきなり投資部に入ろうと言われ困惑する主人公、財前孝史。
新入生を騙して連れてきてお金を騙し取ろうとしているのでは?と考える孝史に
投資部主将の神代はそれは違うと否定します。
話を聞くと、どうやら孝史と同じ手法で連れてこられた各学年の成績トップの生徒たちでこの投資部は運営されているらしい。
それでも信じられない孝史に、部長は証拠を見せてやると言って部屋の奥に案内します。
蓮がパソコンを操作すると、部屋の奥にある銀行の金庫にあるような大きな扉の鍵が開き、
中には大量の骨董品や絵画、仏像や彫刻に加え金やプラチナの地金にダイヤなど、いわゆる「現物資産」と呼ばれる物が大量に保管してあったのです。
これらは投資部に所属してきた歴代の先輩達が長い年月をかけて買い集めた物で、全てオークションに出せば購入価格の倍以上で売れる価値があるものばかり。
驚きを隠せない孝史は、なぜ道塾は生徒に投資をさせるのか聞きました。
藤田金七の理念と道塾が歩んできた日本経済の歴史、そして投資部の使命
「学校運営に係る経費は資産運用の利回りで賄い、学外からの一切の援助を受けない」
これが開学の祖、藤田金七の理念でした。
部長は、当初は藤田家から送られた番頭数名で投資が行われていましたが
明治後期に一人の数学の天才少年が加わり、その少年が主導となったことで多額の利益を得たこと、
それにより藤田家はその生徒に全てを託し、数名の優秀な仲間と共に生徒だけによる投資部を結成させ
以後130年間、成績トップ6名の体制で秘密裏に組織化され、運用実績を重ねることで
激動する時代の荒波を乗り越え、塾を守り抜いてきたことを話します。
そして現在は、そうして先輩達が築いてきた資産3000億円を年利8%を目標に運用し、
毎年240億円の利益を上げ続けているという。
神代は「それをさらに運用して資産を増やし、次の世代に渡すこと」
それが投資部の使命であり、中学入試トップで入学した者の義務と責任だと話します。
野球部に入るつもりだった孝史はあまり乗り気でない様子・・・
なぜ学校の中で投資部の存在が知られていないか不思議に思った孝史は、神代に質問します。
投資部の鉄の掟として「自分達の活動は絶対に口外しない」という事が守られ続けているからだという。
投資部の生徒達は、道塾の未来を守るために仲間の秘密は墓まで持っていくということを決意し投資を行っているというのだ。
しかし、孝史は小学校の頃からソフトボールをしていたため、中学では野球部に入ることを決めていました。
それを聞いた神代は、プロになれそうなくらい才能と実力があるのかと問います。
流石にそれは・・と吃る孝史に、神代は「一流になれないものを目指す意味はない、それは無駄な努力だ」と言い切ります。
すると孝史は「一流になれなくても一生懸命頑張ることに価値がある」と反論します。
それに対し神代は「的外れなところで頑張ることに価値なんてない!」と言い放ちます。
「そんなもっともらしい一般論を吐くな。学年トップならもっと人の意表を突くことを言え。
君が野球をやってもただの能力の浪費、社会における利益の損失だ。」とも。
神代は、学年トップで入学したという孝史の頭脳を信じていました。
「君は並外れた優秀な頭脳を持っている。それを活かせる場所は投資部以外にはない。」
それでも投資に対して未知なことが多すぎて、自信がない孝史に投資部の他のメンバーが
とりあえず麻雀しに、遊びに来るつもりでここに来るといいよと優しい言葉をかけます。
メンバーが麻雀で盛り上がる様子を話を聞きながら見ていた孝史は、さっき負けたことを思い出し
悔しさのあまり「投資なんかどうでもいいけど神代に勝ちたい!」と密かに闘志を燃やします。
心に火がついた孝史は、投資は興味ないけれど麻雀がしたいので投資部の部室に通うことを決めました。
すると全員が一斉に立ち上がり、孝史の入部を心から大喜びしたのです。
投資に勉強なんて必要ない!
投資部メンバー達が新メンバーの入部の決定を大喜びする様子を、孝史は不思議な様子で眺めます。
それと同時に、投資部メンバー達が130年の歴史を絶やすまいと必死だったこと、
プレッシャーの中で孝史を入部させることに全力だったことを考えると
こんなに喜んでもらえるのなら入ってよかったのかな、という安堵した気持ちになりました。
全員の自己紹介を終え、神代にまずは手始めに100億を運用しろと言われ
驚いた孝史は「何も知らないのにいきなり100億なんてとても無理だ、色々投資について勉強してみてから・・・」と躊躇します。
神代は「投資に勉強なんか必要ない!」と言い切り
孝史の投資家ライフはいきなり実践からスタートすることになります。
「インベスターZ」2話あらすじまとめ
2話内容まとめ
・投資部は藤田金七の資産を元手に多額の利益を増やしたある一人の数学天才少年を中心として結成された。
・激動の時代を投資と共に乗り越えてきた投資部の歴史は、日本経済の歴史と密接に関係している。
・歴代の投資部のメンバー達が必死の思いで築いてきた資産をさらに増やして次の世代に渡すことが投資部の使命であり、入試トップで入学してきた者の義務と責任である。
・歴代の投資部メンバー全員は自分達の活動を決して口外せず、秘密を守り抜きながら実績を重ねてきたことで道塾の歴史が築かれ、守られている。
・孝史は投資部の運用資産100億を元手に、投資部主将の神代に言われるがまま投資家人生を歩み始める。
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