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新呪文、「モ・ポルク」の効果はいかに!?【ガッシュ2】10話あらすじ・感想まとめ

「ガッシュ2」のストーリー

「ガッシュ2」のストーリー紹介

金色のガッシュ!!の続編。

100名の魔物の子が戦い合う魔界の王を決める戦いが終わったその後・・・魔界の王が決まり、魔界では平和な日々が訪れていた・・・ハズだった!!

現在の魔界について、衝撃の事実が明かされる。その絶望の淵で、3名の魔物の子供は賭けに出る。

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「ガッシュ2」10話の登場人物

「ガッシュ2」10話の登場人物キャラ紹介

キャンチョメ(モ・ポルクの状態)。前回の魔界の王を決める争いでフォルゴレとパートナーを組んでいた。元々の性格は泣き虫で弱く、優しく穏やかなため争いが大嫌いだが、フォルゴレの熱い言葉で勇気を振り絞り精神的に成長することでガッシュのチームメイトとして活躍していた。魔界の住んでいた街を滅ぼされ、弟のコンソメと共に命からがら人間界に逃げてきて無事にフォルゴレを探し出した。
自身をイタリアの英雄と名乗る有名人、パルコ・フォルゴレ。前回の魔界の王を決める戦いでは歌手活動をしながら魔物と戦い清麿達とチームを組んで活動していた。世界的に有名なスーパースターなのでどこに行っても人気者である。ノリが軽そうな見た目と言動が多いが、いざという時に頼りになる熱い魂を持った男の中の男である。
レビー・ジンク。自身を獣王と名乗るその過去には何やら複雑な記憶が・・・?ゴーザとハイロスと言う二匹の動物を体内に飼っており、戦況に合わせて指示を出し攻撃を仕掛けるが、2体がレビーと融合した状態が最もパワーを発揮するらしい。
ゴーザ。レビーの半身となっている虎のような獣。肉体強化の呪文である「ドルク」や、岩のような尖った石つぶてを放つ「ドルセン」などを使い攻撃してくる。
ハイロス。大きな怪鳥のような動物で、基本的にレビーの中にいてゴーザと反対側の髪を解くと出てくる仕様となっている。
你好剛毛鼻毛ブー。冗談のような名前だが、你好剛毛流という流派を会得しており、魔術と体術に長けていて相当強いらしい。基本的にはスーツケースの中に収納してある4つの瓶の中に入った魔物の子から奪ったと思われる呪文を使い攻撃してくる。

【ガッシュ2】10話 page.10

10話あらすじ・内容まとめ

「モ・ポルク!!!」

新しい呪文は、思った以上に面白い効果だった。

見た目がまず面白い。

キャンチョメの顔だけが以上に大きくなり、体が無くなって耳のサイドから手が生えている状態。

全体的なサイズは大きいけど、果たしてどんな能力なんだ・・・?

キャンチョメ自身も街の鏡に反射した自分の姿を見て大ウケしていた。

ゴーザが噛みつこうとしたその時、思わずキャンチョメは大きな口を開けてしまい、ゴーザを丸ごと飲み込んでしまう。

口の中でガムのように咀嚼した後、ゴーザを吐き出すとゴーザの口はキャンチョメのアヒル口に変化していた。

フォルゴレはあまりの面白さに吹き出してしまった。

「ハハハハハッ!口がキャンチョメだ!!あんな口で噛まれても痛くないぞ!!」

「ガゥウウウー!!!」

怒ったゴーザは再びフォルゴレに噛み付く。

キャンチョメにも歯はあるので、当然ながらゴーザの口がキャンチョメに変わってしまってもフォルゴレはダメージは受ける。

慌てたキャンチョメは大きな口をビョーンと伸ばし、ゴーザをまた口の中に飲み込むと再び咀嚼して吐き出した。

今度はゴーザの後ろ足がキャンチョメの足に変わっていた。

レビーは状況が読み込めず、鼻毛ブーに聞くが「ベスミラテオが奪った術の中にアレはなかった」と言う。

どうやら魔界でキャンチョメの呪文と本を奪ったのはベスミラテオという名前の人物らしかった。

レビーはキャンチョメを倒すと元に戻ると考えたのか、ゴーザに攻撃を続けるよう指示するがゴーザは上の空で聞こえていないようだった。

様子がおかしいと思ったレビーはゴーザに、自身の体に戻るように言う。

ゴーザはレビーと融合しようとレビーの肩に乗って融合を試みるがうまく行かず、反射的に分離してしまう。

「ゴーザに何をしたー!!?」

鬼の形相でブチギレるレビー。しかし、術を繰り出したキャンチョメ自身も正直ゴーザがどう言う状態かわからないのである。

怒ったレビーはハイロスに体に戻るように指示する。ハイロスと融合したレビーは怒りながら叫んだ。

「力を解放する!!もう遊びは終わりだ!!!」

ハイロスが融合したレビーは一回り大きくなり、瞳がレビーと同じ瞳孔をしていた。

パワーアップして雄叫びを上げながら、レビーはキャンチョメに襲いかかる。

キャンチョメが大きな口を伸ばしてレビーを口に入れようとすると、鼻毛ブーが瓶の中にある「ビライツ」の呪文で防御する。

モ・ポルク状態のキャンチョメの攻撃がどんな効果なのかわからないため、鼻毛ブーはかなり危険だと判断したようだ。

ガッシュ1での魔界の王を決める戦いの最中で出現したキャンチョメの呪文達も、他の魔物と比べて効果や効能、使い方などがわかりにくいものが多かった。

しかしキャンチョメは、この力で魔界を取り戻さなければならないと意志を強くする。

攻防の末、フォルゴレは鼻毛ブーが持つ謎が多い瓶を取り返そうとつっかかるが、どうやら鼻毛ブーは「你好剛毛流」と言う魔道のみならず体術にも通じている立派らしく

体術にも長けていたため、フォルゴレは弾き飛ばされてしまった。

顔面に思いっきりグーパンチを受けるフォルゴレ。しかし、鼻毛ブーの腕をガシッと掴むとフォルゴレは言い放った。は

「それでも私は、引くわけには行かない!!」


ハイロスと戦っていたキャンチョメは分離したゴーザを飲み込みハイロスの気を引き、

近づいた隙にハイロスの腕を掴むとゴーザを吐き出した。吐き出されたゴーザはもう上半身までキャンチョメに変化していた。

キャンチョメは大きな口を伸ばして、ハイロスの体の部位をどこでもいいから飲み込もうとするが警戒しているハイロスはなかなか捕まらない。

そうこうしているうちに、ハイロスは大きな翼を羽ばたかせて地上から離れてしまう。

「翼あるものの本当の怖さを・・・思い知るがいい!!!!」

キャンチョメが掴んだハイロスの足から思わず手が離れ、真っ逆様に落ちそうになったその時、

間一髪でキャンチョメはハイロスの足を咥えることができた。ハイロスの足は徐々にキャンチョメの足と同じように変化していく。

体の一部がキャンチョメに変化することで、必然的にハイロスとレビーの融合が解かれていく。

空中から落ちていくレビーたちを鼻毛ブーが術を出して助けようとするが

ミラノにすむ一般住民達がフォルゴレの応援に駆けつけ、タックルして鼻毛ブーを地面に押さえつける。

鼻毛ブーは持っていたスーツケースを落としてしまい、中から四本の瓶が地面に転がると

フォルゴレはティオのサイフォジオの呪文が入っていると思われる瓶目掛けて飛びつき、しっかりと抱え込んだ。

地上に降り立つ直前で完全にハイロスと分離してしまったレビーは、ゴーザとハイロスを自分の近くに呼び寄せるが

顔も体も半分近くキャンチョメに変化してしまった二匹は首を横に振り命令を聞かない。

状況は完全にキャンチョメ達の優勢だった。

すると突然、何者かによってレビーと鼻毛ブーにテレパシーが送られた。

「ドルクを放て!!!」

レビー達の後ろで悪さを企んでいるボスからの指示だった。

鼻毛ブーはまだ手持ちの技で起死回生を図ろうと反論するが、状況は酷くなる一方だと諭される。

鼻毛ブー達の会話を聞いていると、ドルクという肉体強化呪文をこの場面で使えば鼻毛ブー達に有利になるがレビーが死んでしまうらしい。

キャンチョメはそれを聞いて思わず止めに入った。

「待って!!死ぬってどう言うこと!?君たちがこのまま帰れば、魔界を襲うのをやめればこの動物達も元に戻すよ!!」

「戦いをやめてくれ!!!」

キャンチョメ達のこの言葉は、無益な争いはするつもりがなく復讐も考えていない。

お互いに傷つけ合いたくはないと言う意思表示であった。

それを聞いたレビーは言った。

「いい子だね、あなた」

とても穏やかな表情だった。

そしてレビーは続ける。

「でもね、私にその選択肢はないの

君たち魔物を滅ぼすことが私というカードの役目」

鼻毛ブーは、スーツケースに残った瓶のうち一つを割ると、ガラスの破片で自らの襟足を切り詠唱を唱え出した。

その髪の一部は呪符のようなお札に変化し、レビーの後頭部に張り付いた。

詠唱が進むにつれレビーの体はみるみる大きく変化し、大きな角と尻尾が生え体毛が濃くなり、獣同然の見た目へと変化し、禍々しいオーラと共にそこに立っていた。

「合力!!!!」レビー達の反撃が始まる。


「ガッシュ2」10話あらすじまとめ

10話内容まとめ

・キャンチョメの新呪文「モ・ポルク」は、相手の体の一部を咀嚼して吐き出すことで相手の行動を制御する能力だと推測される。

・レビーはゴーザのことを大事にしているためか、様子がおかしい事に気づいた時恐ろしい形相でブチギレていた。

レビーにとってゴーザとハイロスは、家族同然のような存在・・?

・鼻毛ブーは「你好剛毛流」と言う魔術と体術に通じる流派であり、そこそこ強い。

・フォルゴレはなんとかしてティオの回復呪文である「サイフォジオ」が入った瓶を鼻毛ブーから奪い取った。

・戦況が逆転し、キャンチョメたちが優勢になったがお互いが傷つくだけの無益な争いはしたくないと意思表示をした。

しかしレビー達は、何かしらの「役目」背負っていて自分の命が危なくなるにも関わらず臨戦体制を崩さなかった。

・鼻毛ブーの髪の一部が呪符のようなものに変化し、レビーの肉体を強化したことから、敵は自分の体の一部を媒体にして攻撃を繰り出す戦闘術がベターであると推測される。

今回もなかなかに熱い内容でした。

やはりキャンチョメ自身、元々の気質は優しくて相手を思いやる気持ちがある穏やかなこどもなのだなあと感動しました。

しかし、レビー自身はバックグラウンドが複雑で、どうしても戦わなければいけない理由があるみたいなので、それがなんなのか気になりますね・・・

次回もお楽しみに!


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